名古屋大学医学部卒。日本で医師免許、博士号を取得。日本では外科医としてトレーニングを受け、2002年にニュージーランドへ移住。
ニュージーランドの医師免許を取得後、ファンガレイベースホスピタルでの初期研修を経てジェネラルプラクティス(総合診療科 – GP)の専門医課程に進みました。2014年にジェネラルプラクティス(総合診療科)の専門医資格を取得。
2024年現在、ファンガレイのブッシュロード メディカルセンターにて勤務。(週一でプライベートの精神科クリニックでも勤務。)
GPとして働くうちに、メンタルウェルビーイングの重要性に興味を持ち始め、様々なカウンセリングの勉強をしつつ、2021年プロフェッショナルのコーチングスクールに入学。
2021年に、日本語と英語によるプライベートのテレメディシンクリニック(このサイト)をオープン。 通常のGPの規制(診療時間や料金)にとらわれずに、自分の目指す医療を提供する可能性を目指しています。
また、このサイトや『ニュージーランドで医師として考えること』サイト(nzdoctor.net)、講演などを通じて、ニュージーランド在住や訪問中の日本の方の身体的・精神的な健康に貢献する努力を続けています。
I earned my medical degree in Japan and initially trained in the field of surgery, where I also obtained a Ph.D. After several years of working as a surgeon, my life took a new direction when I met my future partner, a New Zealander, which led to my immigration to New Zealand in 2002.
In New Zealand, I successfully obtained medical registration after passing several exams, including the NZREX. Following postgraduate training at Whangarei Base Hospital, I pursued general practice and, in 2014, was awarded a fellowship by the Royal New Zealand College of General Practitioners.
My passion lies in promoting mental well-being, as I firmly believe it is the cornerstone of holistic health. To deepen my expertise, I have completed numerous courses in counseling and various therapeutic modalities.
In addition to this, through this website, a Japanese-language site, and other initiatives, I am committed to supporting the well-being of Japanese individuals living in or visiting New Zealand.
私の考え My thoughts
私は、日本で外科医として働いた後、ニュージーランドでジェネラルプラクティショナー(GP)となりました。そんな経緯を経て、自分が「全人的に患者さんを診る」事をどれだけ重要としているのか、を強く感じました。
次に、GPとして仕事をしているうちに気がついたのが、メンタルウェルビーイングやマインドセットの大切さ。
肥満になっている人、糖尿病の管理が悪い人、いつまでも落ち込んだまま次の動きがとれない人など。多くの人は、自信がなくて同じところにとどまっていたり、いつかは誰かが自分の問題を解決してくれるだろうと待っています。いくら糖尿病や高血圧の薬を増やしたりしても、奥底にある原因には触れていないので、根本的な解決にはならない。
そんな人達の役に立ちたいと思い始めたのが、カウンセリングの勉強でした。主にAcceptance and Commitment Therapyを勉強し、その他にもCognitive Behavioural TherapyやDialectrial Behavioural Therapyの知識を得ました。また2023年にHavening techniques®️のcertified practitionerとなりました。
ただ、その次に来た障害は、GPとしての診療に関するいろいろな制約(主に時間)。カウンセリングをするには15分の診療時間は短すぎる、という事。
もう一つは、カウンセリングをいくら受けても、次の一歩がとれない人たちが、かなりの数いると言う事実。
結局、そこから私が導いた結論が、いろいろな心理学の知識を増やしつつ、コーチングとへイブニングを使う事で、思考の変化だけでなく、身体的、心理的なヒーリングをもたらす、ボトムアップの方法を用いる事です。そのために「インターナルファミリーシステム」というモデルを主に使っています。
現在、私が最も興味がある分野は、学校や子育てへの関与です。精神的、肉体的虐待が、世代を超えて続いていく状況を目の当たりにし、同じ虐待のサイクルが次の世代に続いていくのを最小限にできれば、現在のmental healthの問題がパンデミックになっているのを改善する助けになると考えています。そのためにCollaborative problem solving(CPS)のトレイナーとなり、ニュージーランドだけでなく、日本にCPSを広めることを目標にしています。
After working as a surgeon and general practitioner, I saw a clear need for better mental well-being support. I pursued additional training in counseling, but found that primary care’s limited resources hindered the level of care I wanted to provide.
Frustrated, I sought further training in coaching, Havening Techniques®️, and Internal Family Systems to better support my clients with more effective, bottom-up healing methods.
My current focus is on parenting and education. Having witnessed the effects of generational abuse, I aim to help individuals find healthier ways to live and raise their children. I primarily use Collaborative Problem Solving for this purpose.
Other aspects of Noriko Noda
I am a passionate amateur crafter and wearable artist. Creating brings me immense joy, offering a way to relax and free myself from the various “roles” I play in life.
(The photos showcase my garments from past World of WearableArt shows.)